Blog · 2018/04/04
4カ月の旅から一年後、再び帰ってきましたイギリスに。そしてクリスマスに!去年は知り合いがいなかったため、クリスマスの滞在先を見つけるのに苦労したが、今回は去年の旅で仲良くなった家族のお宅にクリスマスに滞在させてもらえた。その家族の隣の家もまたご主人のお兄さんの家で、そこでクリスマスパーティが開かれた。家族親戚が揃う中に混ぜてもらう。...

Blog · 2018/04/03
クリスマスにホームステイ先を探すのは難しいと言われた。なぜならクリスマスは「家族と過ごす時間」。「ホームステイ」の受け入れは基本的に「ビジネス」であるため、殆ど人が休日となる24日、25日、26日は受け入れている所が少ないのだ。そこで見つけてもらった受け入れ先がこのスキリントンという町にある夫婦の家だった。...

Blog · 2018/03/31
ケンブリッジより電車で北上50分、ピーターバラという駅で下車し、乗換20分程のリンカンシャー州のグランサムという駅にて最後の滞在先としてお世話になる夫婦と待ち合わせをしていた。このグランサムという町は元首相のサッチャーさんの出身地として有名。そこから車に乗ってさらに30分程行ったとても小さな町、スキリントンに夫婦の家がある。...

Blog · 2018/03/28
この日はケンブリッジのホストファーザーの弟家族を含むクリスマス前の集まりという事で一時間かけて息子とそのいとこ夫婦がチェアハウスする家にお邪魔する。...

Blog · 2018/03/24
ケンブリッジ市街からコッテンハムというホストマザーの家に帰るのにはいつもバスに20分くらい揺られて帰る。イギリスの街並みは飽きないのでボーっと車窓を眺めながら乗っているのだが、家に帰るまでにいくつかの町にバスは迂回する。あるバス停に停まった時、茅葺屋根の上の猿が目に留まる。「ん?」茅葺屋根の上に職人が乗せるという藁の人形ではないか!この町はかわいい家が多かったため思わず下車。帰宅するのを1時間遅らすことにした。 時間に追われた旅ではできない「気まぐれ下車」こういったことができる時間があるのが嬉しい。それこそ全く知られていないような普通の町なのだが、私にとっては普通ではない魅力満載の町が山のようにイギリスには点在している。いくら行っても飽きない理由がここにある。

Blog · 2018/03/23
29軒目。前回紹介したサフォーク地方に住むおばあちゃんの一人暮らしの家。1813年築のセミデタッチドハウス。サフォーク地方に住むのにピンクの家が好きではないというおばあちゃんは引っ越してきてから外壁をピンク色をライムグリーン色に塗り替えてしまったという。元々引っ越してきたのは、高齢になったため、息子の計らいで息子の家に近いこの家に移り住んだという。現在83歳で2階建てのこの家、最近2階での暮らしを不安に思い、1階にバスルームを増築して2階に上がらない暮らしをスタートしたという。 とってもお洒落でアクティブなおばあちゃんで、最近は町の教会などのお花を生けるボランティアをするのが楽しみらしい。そして自分の使わなくなった2階で賃貸ができないかと考えているというからとてもイギリス人らしい。バックガーデンは広くコンサーバトリーも増築されている。家の中は梁のある大きな暖炉スペースが印象的なトラディショナルなアンティーク家具が配置されておりとても心地良い空間だった。

Blog · 2018/03/22
ある地方で外観がピンク色に塗装された家を見た時、その時に一緒にいたホストマザーが、「サフォーク地方に行くとピンクの家が沢山あるよ」と教えてくれたことを覚えていた。この色の作り方は牛や豚血を混ぜて作っていたと言われている。なぜこのピンクの色を塗るようになったのかは分からなかったが、サフォーク地方はケンブリッジから近いことを知っていたので、ケンブリッジに滞在中に訪れたいと思っていた。そこで連れてきてもらった町が「CAVENDISH」という町だった。小さくてかわいい街なのだが、その中でピンクの家が多い事!イメージ通りにピンクの家が発見できるので嬉しくなってしまう。家の形態は瓦屋根か茅葺屋根にティンバーフレームに塗装仕上げの家が多く見られる。

Blog · 2018/03/20
ケンブリッジにあるホストファーザーのお父様の家に訪問。とても歴史のある家でグレードⅡに指定されている建物。何百年の歴史の中で何度も増改築されており、オリジナル部分は1550年という。写真に写っている部分はジョージアン時代に増築された部位であり、その背面に1550年代の部位がくっついている。当時は茅葺屋根だったそうだが今はパン瓦に変わっている。 お父様はこの家に住む前はビクトリアンテラスに住まわれていたという。しかしこの家が売りに出ていると知り、買い替えたのだという。夫婦2人暮らしでそんなに大きな家を必要としていなかったのになぜ部屋数も規模も大きな家に住み替たのか。そこには今まで聞いてきた理由とは違った理由が存在した。 この家はお父様のお父様が小さい時に憧れていた家だったのだという。当時はこの地一体を仕切る領主さんがすんでおり、それを憧れを持って眺めていたのだという。それを聞いていた彼は終の棲家ともなるかもしれない家をこの大きな家に決めたのだ。父の想いを引き継いだことになる。歴史を重ねる家には色んな人が思いをはせる。

Blog · 2018/03/19
ケンブリッジに移動。駅まで迎えに来てもらい、市街地からバスで20分程の位のコッテンハムという町。1851年に建てられた1軒屋にお世話になる。12月も2週目に入り、町もすっかりクリスマスモードの中、家庭でもクリスマスの準備に追われ始める。現在夫婦2人暮らしだが、クリスマスには大学生の娘と、社会人1年目の息子が帰ってくる。滞在中、クリスマスツリーの飾りつけを手伝う。夫婦は段ボール箱からひとつずつオーナメントを取り出し、思い出を語りながら飾っていく。最後まで残したシルバーのオーナメントは娘さんの物らしく、彼女が帰って来たら本人に付けてもらうと愛おしそうに語っていたのが印象に残っている。

Blog · 2018/03/17
エディンバラでステイ中にホストマザーが彼女の友人の家に用事があるというので私も同行させてもらう。一枚目の写真から見て中の間取りをどのように想像できるでしょう?この家に入って私はスコットランドとイングランドの違いを感じることになる。外観からして今まで見てきた「テラスハウス」に属する。イングランドの家を見てきた私は当然のように2階建てのテラスかしらと想像する。しかしよく見ると玄関が二つある。友人宅の玄関扉を入るといきなり階段を上がることになる。そして上がった先に左に入ると居室へと続く玄関、右に行くとバックガーデンに降りる階段がまたある、という構造になっているのだ。つまり1階と2階の住民は違い、日本で言うマンション、「フラット」住宅になっているのだ。そしてバックガーデンは建物の裏に存在するのだが、1階の人はそのまま外に出たらガーデンに出られるが、その奥に2階の人のガーデンがあり、通路を通ってそのガーデンに行けるようになっている。フラット住宅が多いと聞いていたが街はずれのテラスハウスにもその建物を見る事ができたという貴重な体験。入ってみないと分からないのが楽しい。

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