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ヒストンの町の茅葺屋根

ケンブリッジ市街からコッテンハムというホストマザーの家に帰るのにはいつもバスに20分くらい揺られて帰る。イギリスの街並みは飽きないのでボーっと車窓を眺めながら乗っているのだが、家に帰るまでにいくつかの町にバスは迂回する。あるバス停に停まった時、茅葺屋根の上の猿が目に留まる。「ん?」茅葺屋根の上に職人が乗せるという藁の人形ではないか!この町はかわいい家が多かったため思わず下車。帰宅するのを1時間遅らすことにした。

時間に追われた旅ではできない「気まぐれ下車」こういったことができる時間があるのが嬉しい。それこそ全く知られていないような普通の町なのだが、私にとっては普通ではない魅力満載の町が山のようにイギリスには点在している。いくら行っても飽きない理由がここにある。