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19軒目築1年の新築

滞在先の息子さんが最近新築を買って近くに住んでいるということでお邪魔させてもらった。築1年の家で、同じような住宅が並ぶ住宅地。元々はラグビー広場だった場所を住宅地にしたそうだ。現在も建設は進行中。黄色と赤のレンガブリックでの外装と似たようなシンプルなデザインの家が並ぶ。緑もまだ育っておらず、どことなく物足らないのはそのせいか。

英国では新築は基本的に分譲で、同じ建設会社によって建てられるため似たようなデザインが並ぶ。

一般的には日本のように新築だからといって価値が高いわけではない。家に歴史的価値を見る英国人にとっての価値観はそこではない。むしろシンプルなこのような新築の家を「BOX」と揶揄したりもされるが、若い人にとってはメンテナンスいらずの新築を選択する傾向にあるという。

一階には中央の階段を挟んでDKとリビング、そしてトイレ。2階に主寝室+シャワールームと他2室、バスルームがある。総床面積23坪規模の家でトイレが3つある所に私的にはイギリスらしさと歴史を感じる。