13軒目はデタッチドハウスに住む、大工のご主人と料理の上手な奥様の家。奥様はインテリアやガーデニングが大好きで、常に家のどこをどうしたいという計画を頭に描いており、ご主人がその実行役となっている。1820年の元もとは1軒家だった家をセミデタッチドハウスに改装された家だ。
玄関ホールと廊下部のビクトリアンタイルも夫婦で敷き詰めたというから驚き。端のデザインをそろえるのが大変だったとか。増築部もご主人の手で増築し、内装インテリアは奥様も手伝う。今後何回がこの家には訪れるのだが、来る度に何かが変わっている。日々更新されていっているのだ。
程よい大きさのガーデンはとても素敵で、正にイングリッシュガーデンが広がっている。日中はガーデニングにも忙しいのだ。庭は立体感や奥行を見せる工夫にあふれていてとてもアイデア溢れる心地よいガーデンだった。
夜はロウソクの火と間接照明を付け、夕食後暖炉を囲ってTVを見るのが日課。
私もすっかりその暮らしが心地良かった。奥様が料理好きで毎晩おいしい料理が食べられるのも嬉しかったし、何より家やインテリアに関心が強いので話が合った。ご夫婦のインテリアのこだわりは家の時代に合わせる事。10日程お世話になる。